えりーの遠い宇宙

CAMISAMAというBANDのメンバー

神さまの壁

7月の終わりに
 
神さまのRECを、じゅんと、えりーと、曽我部さんにもお手伝いしていただき
1日かけて録れるとこまで色々と録ろうと録音に挑んだ。
私が集中してやらなきゃいけないのは
まずドラム。ドラムを完璧にしなきゃいけない。
そして歌もある。ライブと違うのは、ライブの時はノリも上がるし叩きながら歌うので
多少チカラが入りすぎてダメ出しされることもよくあるな。
私はメインボーカルをしながら歌を歌うことを
プロフェッショナルにしなきゃいけないのでこの猫よりちいさい脳ミソをふるに操作させねばいけないので
のんびり過ごしてる普段の自分とはおさらばしないといいものはできない。
自分を消す。いくらでも消すんですけど、今回私は歌がうまくいかなかった。声が出てない。全然ダメだった。
ブースの向こうにいる曽我部さんの反応やじゅんの声で感じ取れた。
そこでいつの間にか影響されて他のかもしれない。迷路に迷い込んでぜんぜんうまく歌えなかった。
この世の終わりかと思ってしまった。大げさではなく、生きてる意味ないこれっていう感じ。
次の日突然、前の日に歌録りできなかった歌を曽我部さんの部屋で録ろうということに決まった。
時間も限られているしものすごい緊張感。でもやらなきゃいけないし生きている意味なくなるしやる。
でも私の歌がうまく歌えなかった。ダメ。あー。でもまた次録ればいいよって言ってもらえたけど、
ものすごいじこけんお。負けたくない。自分を消してかっこいいものを作り上げたい。
 
今まさに今、
 
見たこともないようなでっかい壁が、うちらにぶち当たってきてる。ぶっ壊してやる。
 
えりー。